【木曽町】猫の条例ってどう作るの?|目黒峰人ニュース

タイトル:猫の条例ってどう作るの?(猫の写真付き) 未分類

木曽町で猫の条例を作る活動をしています。
猫たちの苦しみを減らすため、官民一体の保護活動の推進・多頭飼育の防止などを定める条例です。
過去記事はこちらから
2025/6/28 ネコの多頭飼育を防ぐための条例を作ろう

そもそも、木曽町で条例を作れるの?

法律書のイラスト。タイトルに「LAW」と書いている。

作れます。
国の法律である「動物愛護管理法」の第9条に、作っていいよ!と書いてあり、
日本の各自治体 それぞれの事情に合わせた条例を、独自で作ることができるようになっています。
長野県には「動物の愛護及び管理に関する条例」がありますが、さらに木曽町でも木曽町の事情に合わせた条例を作ることができるのです。

条例を作る方法

大きく分けて3つの方法があります。

町に作ってもらう
議会に作ってもらう
住民の直接請求

しかし、上の3つの方法では、どれも成立まで時間がかかりすぎ、場合によっては失敗してしまいそうです。行政職員も議員さんも、皆さん誰もが忙しい時代です。

では、どうやって作るの?。

イラスト。チームの団結を象徴するように、4つの手を重ね合わせている。

例えば、3つの方法を上手く組み合わせることができれば、、、 成立の可能性が高まりそうです。

町の仕事を増やさないように、こちらで先進事例となる条例を集めたり、木曽町の現状調査やヒアリングを行って、情報収集する。
議員さんの仕事を増やさないために、こちらで条例案を作る。

つまり、町民が主導し、町と議員さんと協力しながら、進めていくという方法です。

*町で条例を作るか、議員が条例を作るかですが、動物愛護管理法は議員立法でできてきますので、議員が作った方がいいかなと思っています。 「みんなで作った条例」は、猫や犬に関する事業にも良い成果をもたらすばかりでなく、さまざまな関係者に良い影響を与える可能性があると思います。

これからどう動く?

まずは、先進事例の条例収集とメリットとデメリットの分析木曽町の現状調査など、事前準備から行います。

ある程度情報がまとまったら、その都度 皆さんに共有いたします。
もしこんな事例があったよ、こんな問題が起こっているよ、この人に話を聞くといいよといった情報がありましたら、ぜひお寄せください。

目黒峰人

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理想の木曽プロジェクトは、人・社会・未来の三つの軸で木曽町をもっと良くしていく取り組みです。

《参考》
環境省:動物の愛護及び管理に関する法律. https://laws.e-gov.go.jp/law/348AC1000000105.
長野県:動物の愛護及び管理に関する条例. https://www.pref.nagano.lg.jp/shokusei/kurashi/aigo/aigo/documents/joureir2.pdf.