木曽町内で、食べ物と、体や心のつながりについて、お話をさせていただきました。
私たちは自分自身で身を守る時代に生きています。
昔の環境

昔、といっても1950年代頃までは、私たちの体を作るものは「空気」 「水」 「土」(土から生まれたもの)だけでした。
オーガニックの語源は、器官。複数の構成要素が一つの働きを持つイメージです。楽器のオルガンや、組織のオーガニゼーションも同じ語源です。
つまり、私たち自身が、自然が生んだものだけで作られ、環境と共に循環している、オーガニックな存在でした。
今の環境

しかし、1950年代以降、私たちの体は大きく変わります。「化学物質」 「農薬」 「食品添加物」、そして1990年代には「遺伝子組み換え作物」など、さまざまな人工物が体の中に入ってくるようになってきました。
それと並行して、癌・アレルギーといった病気が増加し始め、子どもが生活習慣病になるようになりました。心の病気も増加の一途をたどっています。
もちろん、すべての原因が化学物質というわけではないでしょう。病気と化学物質の因果関係を証明するのは困難です。
しかし、安全だとされていた化学物質が、後に危険であることがわかり、禁止されたものもたくさんあります。水俣病を起こしたメチル水銀や、カネミ油症事件を起こしたPCBが有名です。
私たちはどう生きればいいのか
もちろん、事実や科学的証拠に基づいて、論理的で合理的な判断をすることが基本です。
しかし、ときに予防的に身を守ることも必要です。特に、体や脳が脆弱な子どもたちは、大人たちが守らなければなりません。守るためには、まずは知ることが必要です。
私は、そのための情報提供を行い、様々なサポートをしたいと思っています。今後もお話し会をしていこうと思いますので、機会がありましたらご参加ください。
一緒に理想の木曽を作りましょう!
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理想の木曽プロジェクトは、人・社会・未来の三つの軸で木曽をもっと良くしていく取り組みです。