【木曽町】農薬や除草剤について、天笠啓祐先生の講演会が行われました|目黒峰人ニュース

天笠啓祐先生の講演の様子。スライドを使って説明している。 未分類

天笠啓祐先生

7月5日(土)、天笠啓祐先生の講演に参加させていただきました。
深刻な話題ながら、天笠先生の明るくて、ユーモアも交えたお話に、会場は真剣ながらも笑いに包まれ、とてもポジティブな講演会だったのが印象的でした。

お話の内容

お話の内容を一部ご紹介しますと、
・戦争が農薬を生み出した
・化学農薬や除草剤は、毒ガス兵器が転用されたもの
・農薬は、「薬」と書いているけど薬ではない。命を奪う
・ネオニコチノイド系殺虫剤によって、ミツバチが激減している
グリホサート系除草剤の被害を受けて、世界中で訴訟が行われている、
グリホサート系除草剤は、添加剤や不純物である、界面活性剤や重金属などの毒性や、水などと反応してあとできる物質の毒性がとても強い
・突然死を誘発するゲノム編集農薬など、最新技術で作られた驚くべき農薬
など。

スライド「グリホサートは発がん物質」
スライド「なぜグリホサートによる健康被害が焦点になったのか」毛髪検査した人28人中21人からなんらかの農薬が検出された。グリホサートが検出された人は19人

日本の農薬評価制度

また日本の評価制度の問題点についても指摘されました
・農薬に関する論文、データは、農薬製造会社が出したものを使う
都合が悪い論文は除外され、評価の対象に入れない
などです。

スライド「グリホサートの暫定基準値」小麦や大麦などの残留基準値が大幅に緩和されたリスト。例えば小麦は5ppmから30ppmに緩和している。

講演会の様子(Youtube)

講演会の様子は、日義地域自治協議会の公式Youtubeチャンネルにアップされています。
ぜひ子供達のため、家族のため、そしてご自身のために知っていただきたい内容です。

1. 農薬の歴史と種類

2. ネオニコチノイド系殺虫剤・PFAS農薬について

3. グリホサート系除草剤と、日本の農薬の安全審査について

懇親会

懇親会にも参加させていただいたのですが、参加者それぞれが気になっている質問に快く答えてくださり、また、毎日朝は早起きして奥様のためにご飯を作る話など、お人柄がわかるお話なども聞かせていただきました。
懇親会はキッチンアアルトで行われたのですが、なんとヴィーガン用のメニューも用意してくださり、とても嬉しかったです。

天笠啓祐先生の講演の様子。笑顔。

子どもたちの体と心をなんとしても守る

理想の木曽プロジェクトの軸の一つは、「人の体と心と幸せ」です。
そのために大切なのは、心と体を作る食べ物が安全であること。
今後も、子供の体と心の健康を守ること軸に、「すべての人が幸せな人生を生きる」という理想を目標に活動していきます。

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理想の木曽プロジェクトは、人・社会・未来の三つの軸で木曽町をもっと良くしていく取り組みです。